最近は小中学生もオシャレになったが、仲良しグループのみんながお気に入りの服で誇らしげにキメて弾むように歩いている中、ひとりだけ 「この子の服はちょっとなあ・・・」 という子が、それでも自分のみすぼらしさに気付かず(なのか気付いていて健気に明るく振る舞っているのか)一緒に弾むように歩いているのを見るとグッとくる。 服のセンスがどうとかいう話ではなく真冬なのにぺらっぺらのシャツとかでいる、「買ってもらえない」 感じが。
ところで昼のワイドショーで 「今、エクソシスト不足」 というのをやっていた。 「国際エクソシスト協会名誉会長」 とかいうガブリエル・アモース神父によると
「今、悪魔の活動が活発になってきている」 のだという。 そういえば日本では悪魔が午後のワイドショーのレギュラーになったり、国技である相撲のゲスト解説者に呼ばれるなど、思い当たるフシが確かにある。
対決した悪魔にしばしば 「あんた、強すぎるよ」 と言われるという実力者アモース神父は悪魔払いの依頼がひっきりなしに来て多忙を極めているそうだ。 イタリア全体では悪魔払いを求める人が年間に数十万人。 対してエクソシストは約350人しかいないらしい。
この事態にローマ法王ベネディクト16世も腰を上げ、司祭たちに 「エクソシスト講習」 を実施するほか、各教区にエクソシストを配置。 一般人向けにも 「エクソシスト養成講座」 を設けるそうだ。
悪魔に取り憑かれた人の特徴は
①未知の外国語を話す
②ありえない怪力で不可能な動作をする
③十字架など神聖なものを怖がる
だそうだ。 私の記憶では映画でのリンダ・ブレアも②、③は当てはまるが①がはどうだったか・・・「声がおどろおどろしくなった」 だけのような気がする。 そもそも 「外国語」 っていう表現はおかしい。
冒頭の話題に繋げよう。 ホラー映画として私がエクソシスト同様好きなのが 「キャリー」 なのだが(というか映画の中で一番好き)、卒業ダンスパーティーに着ていく服がないため、自分でドレスを縫っているキャリーを見ていると超グッとくる。