ああ、2月29日。 飯島直子の誕生日だ。 40歳。 そういえば私は40歳を過ぎた途端に必ずといっていいほど早朝に目覚めるようになった。 大抵4時半。 その時点ではそのまま起きてしまおうかと思うほどハッキリ目覚めるのだが、私は寝不足に弱い。 だからそのまま起きてしまうと昼食後にウトウトしかねない(←このウトウトも昔は決してなかったのだが30を過ぎたら襲われるようになった)。
だからもう一度寝なきゃ。 しかし 「今頃そんな」 という話だが私は右向きで寝るのが好きなのか左向きが好きなのかが未だに決着していない。 昔は仰向けが好きだったのだが、そうすると寝ついてすぐにいびきをかいてしまう。 せめて睡眠の出だしぐらいは静かにしてあげないとヨメにも悪いので横向きに寝る。 しかし右向け右、ああ、心が揺れると歌った石川ひとみ同様揺れている。 左の方がしっくりいくような気もしてくる。
なんて事を繰り返しているとちっとも眠れない。 そこで寝つくために侮れない手段がベッタベタの 「羊を数える」 である。 これ、バカにできないのだ。 「ひーつーじーがー」 で息を吸い 「いっぴーきー」 で吐く。 2匹3匹と数を重ねるごとに黒地のバックに白の線で描いた羊がトコトコ歩いて集まる様子をイメージする。
私は案外その作業に没頭できるようで、今までの経験上、寝つきが悪くても羊が200を超えたことはなかったように思う。 しかし最近、この羊を数える作業を邪魔するやっかいなヤツが現れた。
世界のナベアツである。
ま、そりゃ嫌いじゃないのだが、かわいそうにどの番組でもやらされすぎてそろそろいいかなという雰囲気もある。 なのにアレが羊数えの時に出てきてしまうのだ。 一番最近に観た
「3のつく数字と3の倍数でアホになり、5の倍数で犬っぽくなる」 をやらないようにしようやらないようにしようと意識すればするほどやってしまう。
結局今朝はこれで4時半からアホになったり犬っぽくなったり忙しかった。 ナベアツを観てもわかるように30から40は大変。 それ以降はしたくもないのに 「これ3の倍数だっけ」 なんて考えたりしてしまう。 結局は100まで行かずにナベアツを突き放して眠れたのだがそこまでの時間がかかりすぎた。 目覚ましが鳴るまで30分もなかっただろう。 困った困った、羊以外の方法を考えなければ。