記者からいくつも質問を受けて、それに対して自分の思っていることを的確な言葉で淀みなく喋ることは至難の業で、普通に日本語を喋れるひとだってなかなかできることではない。 だから敬語なんか使わない親の元で敬語なんか教わらずに育ったり、外国から来たりして日本語力が明らかに足りない人間を相手に会見をするのも大変だ。
なるべく平易な言葉で聞きたいことを伝えなければいけないし、返答が言葉足らずだったりしてもそこは汲み取ってあげなければ話は進まない。 反対に的はずれな返答だったのに 「こいつにこれ以上聞いても無理だな」 であきらめてしまうこともあるだろう。
ということでどうでしょう亀田大毅と朝青龍の会見。 いくつかのニュースで 「ここはこうしないとなおさら印象が悪くなるのでは」 というコメントを聞いた。 誰の印象を誰が気にしてるんだか。
まあ私が当事者だったら、迷惑かけた人にごめんなさいは言うが、少なくとも 「取材陣」 に素直な気持ちを言う気持ちなんかさらさら起こらない気がする。 取材陣も迷惑した?してないって。 取材陣は国民の代弁者?いやあ任せてないし任せられない。 すっごく質問の上手なスーパー記者とか現れないか。