観るつもりが無かったのに観ちゃった、TBS21時からのスペシャルドラマ 「君が光をくれた」。 イヌが出てくるっていうだけで観ちゃう簡単な視聴者だ私は。
とはいえ。 もう内容がスカスカ。 「心に傷を持つ少年少女達とそれをケアする施設を営んでいる夫婦(この夫婦も妊娠中にこどもを失っている)の愛情物語」 といったところなのだが、結局は 「
イヌ一匹飼ったら全部うまくいっちゃった」 だったのだ。
結局劇中で 「これは」 というシーンがなかったので、私は登場する柴犬のかわいさだけを堪能していた。 「脚本誰だよ」 と思ってエンドロールを観ていると 「岡田恵和」 とある。 7年前に放送され、視聴率は低かったものの各方面から高い評価を得ていて、私も大好きで観ていたフジテレビのドラマ 「彼女たちの時代(主演・深津絵里)」 の脚本家だ(NHK 「ちゅらさん」 もそう)。
「私がもし大金持ちなら、このドラマで好演した3人娘(深津、水野美紀、中山忍)の面倒を一生みてもいい」 というバカな妄想まで持つほど好きだったドラマを書いた脚本家なのに、今日のドラマはいただけない。 もちろん脚本だけではなく演出その他にも問題があるのだけどあまりにも平坦なドラマだった。
そしてもう一人の主役である柴犬だが、これは1匹だけでなくシーンによって2匹(3匹かも)を使い分けている。 イヌにだって 「役者としての能力」 にはいろいろあるからしょうがないとしても、同じシーンの中なのに、
明らかに見た目が違っても無視かよ。 それはいくらイヌに甘い私でも
「イヌをいっぱい見られたし」 とはなりません。
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