昨日のつづき
「トムとジェリー」 が始まった。 冒頭はお馴染み、「MGMピクチャーズ」 のライオンの代わりにトムが鳴く、というあの画。
トムの声を聞くと、これが肝付兼太(スネ夫)である。 ということはジェリーの声が堀絢子(ムーミンのミー)ということだろう。 本当はトムが八代駿(いなかっぺ大将の にしはじめ)でジェリーが藤田淑子(一休さん)じゃなければいけないのだが、こちらは権利関係の難しい話があってもう見ることはできないらしい。 でもスネ夫とミーのコンビでも元祖の映像を見たことがあるのでまあよしとしよう。
よし、映像は元祖のものだ。 この話だって見覚えがある。 そう、ジェリーが鳥に助けられて・・・結局痛い目を見るのはトムだ。 が、トムの 「アーーーーーオウ!」 までスネ夫が吹き替えているところがある。 ううむ、本音をいえば元祖と違うのなら吹き替えはいらないのだが、子供向けにはやむを得ないのか。
と、途中でアップになったジェリーの顔が何か違う。 映像の質感も違う。 と思っていたら全然違う画になりやがった! ナニコレ?元祖の画で始まって途中から後発もののストーリーに変わるなんていうバージョンがあるのか?
で、トムとジェリーが仲直りして映画を見に行き、その映画がまた元祖のトムとジェリーだというヘンテコな話。 元祖を見せて 「今」 の出来の悪さが引き立つというマヌケぶり。 そして映画を見ながら再びケンカを始める2匹。 映画のトムとジェリーも突然違う画になって、客席でケンカをする2匹をスクリーンの3匹(スパイクおじさんもいるので)が眺める、という話。 普通に昔のだけ見せてくれりゃいいのにさ。
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