パソコンが退院してきてひとまず普段通りの生活が復活。 久しぶりにパソコンを開いてみる時、仕事が溜まっているから、というのと別になぜか慌ただしい気持ちにさせられるのはこの一週間で死ぬほどエロメールが届いているんだろうと推測できるからだ。 案の定どっさり届いたメールの数々はタイトルを読むだけで 「よくやるよ」 と感心さえしてしまう。
さて、トリビアを観た後、いつまでも引っ張りすぎのゴリエなんか1秒たりとも観ないとしてもその前に 「今宵ひと皿」 という番組がある。
毎回有名店の料理人にひとつの器を提示し、料理人はその器からインスピレーションをもらって最もふさわしい料理を盛りつける、のだそうだ。
今日の器を見て料理人はこう言った。
「この、枝が描かれた器にもうひと筆加えてみたいですね」
それがオートバックスのCMにおける真弓明信を彷彿とさせるほどのおっそろしい棒読み。 いや、料理人が悪いのではない。 それを 「セリフ」 として言わせる演出が悪いのだ。
一流の器を飾る一流の料理。 それをスタイリッシュにお届けしたいんだそうだこの番組。 HPにもそう書いてある。 でもこの棒読みのおかげでスタイリッシュ感なんて何もないから。
提示した器について、ある程度料理人本人の考えを聞いた後で、短いスポット番組の尺に収まるようセリフにし、「ヨーイ、スタート!」 で料理人に言わすのだろう。 そのおかげで器も料理も台無し。 他にやり方あるだろう。
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