テレ朝 「テレビのチカラ」 で行方不明者の消息をいわゆる 「透視能力のある人」 に捜させて、その家族に 「透視では死んでいると言っています」 なんて告げてしまったりするのは一体どういう神経なのか理解できない、ということは以前にも書いた。
ただ、あくまでもひとつの番組として観る場合、「そういう能力は確かに存在するもの」 という制作側のスタンスに完全に乗っかってみるのもひとつの見方だとは思う。
昨日の放送は、殺人事件の犯人は特定されていて指名手配中、しかし時効まであと半月なのでなんとしても見つけたいというもの。 透視をする外国人は手がかりを夢で見るタイプの人で、夢で見た 「カービィ」 は 「神戸を意味する」 とか 「アーチが見える」 「石の造形物が見える」 などのヒントをもとに神戸の町を歩き回っていた。
この番組で捜査協力を依頼される 「特殊能力者」 は何人かいるのだが、いつも観ていて思うことは 「そういう人がわかるのはなぜ 『ヒント止まり』 なのか」 ということだ。
夢だったり、ダウジングだったり、対象者の所有物からエネルギーを感じ取ったりその方法は様々でも、なぜみんなが 「そこ止まり」 なのかが歯がゆい。 「あと一歩」 までがわかる人が何人もいるなら、ひとりぐらいそのものズバリ 「ああ、何県何郡の何町の○○という建物にいるよ」 ってわかる人はいないのか。
人気blogランキング