夜は分家に移動して泊まって、朝ものんびり過ごしていると、クルマで1分の本家に泊まっていたおばちゃん(本家のおばちゃんの妹)がやってきて、分家の主である妻のいとこと長靴を履いたり軍手をつけたりしている。
「山いってくる」
と言ってもここも山だが家の裏の山へ数分歩いて行った。 1時間もして帰ってきたメンバーが持って帰ってきたのは山の幸だ。
大きくなったタラの芽
わらびとたけのこ
を天ぷらにして、次から次へと茹で上がるそうめんと一緒にむさぼり食う。
たけのこなんてアク抜きしてないんだよ。 なのにさわやかでうまい! やわらかくてあまーい!わらびの天ぷらってオレ初めて。 苦味ととろみがたまらん!
ふきは 「ゆでると食感がなくなるからね」 ということでゆでずにピリ辛で炒めたもの。
食感も香りもグンバツ!おまえ大きくなったなあ、ふきのとう!
そして他の家族より先に郡山を出ることになっているわたしは再び本家へ挨拶に行くと
「たくさんあるから持ってけ」
ということで餅とあんこをたっぷり持たされるのであった。 餅やあんこの梱包も慣れてること!
これが合計10キロはあったかな、、、重かった!途中東京駅で少し遊ぼうと降りたのだが、これとお土産の日本酒が加わった荷物を担いでコインロッカーを探して歩いたのである。
福島県は海のものも、田畑のものも山のものもすごく豊か。 原発事故のせいで食べられないものがあるなんて残念で仕方がない。