ナンシー関が死んでからもう10年たったんだそうだ。
文章を書く仕事につきたい、と思いながらもどうしていいかわからず中途半端な生活を送っていたあの頃から10年。 いろんなことを経ていつの間にか文章を書くことを仕事にできた。
毎日あたまクラクラになりながら書いているのは全然違うジャンルの文章だが、今も 「ナンシーみたいな文章を書きたい」 ということはいつも思っている。 鋭い切り口とか、独特の言葉とかいろいろ好きなところはあるけれど、とにかくあの 「わかりやすい、読みやすい文章」 が好きで、なんとかそこだけでも、と一生懸命書いている。