昼飯を食いに毎週行っている古い食堂には常連の婆さんがいて、ロト6と病院中心の人生を送っているのだが、年末年始は息子の家に呼ばれ孫と過ごしたのが楽しかったらしく、今年は昨日やっと初めてその店へ来たのだそうだ。
「やっときょうこれただよー。 まだ 『おなんご』 も渡してにゃあし、『おなんご』 ・・・あ 『おねんが』 だ」
言いまつがいには、母音と子音が入れ替わるとか、母音につられる、子音につられるというパターンは良くあるのだが、「おねんが」 が 「おなんご」 になってしまった原因はすごく難しそうなので、金田一秀穂先生が 「じっちゃんの名にかけて」 解明して欲しい。