ネプチューンの名倉潤と会員番号36の渡辺満里奈との結婚が発表された。
渡辺満里奈は今や「おしゃれ系タレント」みたいなことも言われるが、私の位置づけでは「ものすごい負けず嫌いタレント」だ。「ごっつええ感じ」で浜田雅功とのテニス対決に敗れ、ラケットを叩きつけ歯ぎしりをする姿を見て、「満里奈の生きる道はこれだ。『負けず嫌い女』としていじられて行くこと」と常々思ってきた。
「どうぶつ奇想天外」で他の出演者と得点が並び、優勝者を決するためのジャンケンに負けたときにムッとするあの表情。賞品の動物型クリスタルなんか「満里奈的」には欲しくも何ともないのだろうから、単に「ジャンケンに負けた」ことが悔しいのだ。
一方の名倉は、浜田雅功以降一番しっかりしたツッコミのひとりだと思う。なんといっても泰造とホリケンという自由奔放な2人のこどもを愛情たっぷりにしつけてきた実績がある。
それから「女装が不細工」という点でも浜ちゃんと双璧。デビュー当初は「絶対に『売れる顔』じゃない」と思っていたのだが、現在は女装させるとかなり好きな顔である。
(この2人について書こうとしたとき、2人とは特にゆかりの深いわけではない浜ちゃんが3回も出てくることについて、自らのテレビ視聴傾向の偏りを痛感したが必要なので書いた)
有名人同士の結婚についてはとかく「2人のランク」が問題となりやすい。らしい。「ランク」というのも漠然とした話だが、「前田耕陽と中村由真」と聞いて、何を根拠にかはわからなくとも「ちょうどいい」と思った人は多いだろう。
田中美佐子が深沢邦之と慣例を強行突破して、いや失礼愛を貫いて結婚し、その「ランクの釣り合い」についてのタブーがなくなった今、「超大物同士」の場合を除いてむしろ「話題」としては「とんでもない組み合わせ」が望まれる。
その点、今日の名倉と渡辺の件について「びっくり」はできないから、今夜の「銭形金太郎・生放送スペシャル」だけが得をするのかも知れないが、改めて「釣り合い」をじっくりと考えてみようとしたとき、昨日話題になった大魔神佐々木と榎本加奈子の件では、2人の知名度や年齢の釣り合いよりも、セックスの釣り合いだけに思いを馳せるのはわたしだけだろうか。