貴乃花が「場所モード」に入ってしまった今、ワイドショーで重宝されているのが「元・家政婦」だ。「家政婦って守秘義務とかないの?」と疑問の声が挙がるのも無理はないほどしゃべるしゃべる。本人は「家政婦は見せられた」というフレーズを気に入っているようだがそれは0点ということで。
このおばさんがすりガラス越しに出演したおとといの「サンデー・ジャポン」でこれまでの「家政婦証言」が流され、爆笑・太田は本人が横にいるのに
「まあよくしゃべるおばさんですねえー」
と言った。気持ちよかった。
さて、敵か味方かこの家政婦、本当によくしゃべるのだが、「質問の答えになっていない」ことが多い。質問者もいちいち「いや、そうじゃなくてね」と聞き返さないので結局見ているこちらも「まあそういう感じなのね」といって察するしかない。
「情報は持っているがうまく話せない」というと、サスペンス映画なら「殺人現場を見てしまいショックで言葉を失った少女」を刑事がやさしく守ってくれたり、犯人に狙われた少女が突然「このおじさんよ!」と叫んだりとサスペンスに満ちた展開が待っている。
しかし内容が「おすもうさん家族の罵りあい」じゃあ危険はない。家政婦に優しくしてやることもないだろう。「おまえ整理して話せ」と叱っていいのだ。情報は持っている。しゃべりたい。でもうまく話せない。そう、「カックラキン大放送の車だん吉」と同じ。
人気blogランキング