魔がさした、というのだろうか、「高校生クイズ」 の決勝を観ていた。 全国大会に出てくるような高校生が演じているバトルはきっとすごいことなんだろう。
「でもまあ悪いけど “モテない”よな!がはははは!そこがいいぞ!」 と、最初のうちは “モテ度の低さ” にむしろグッと来ていたのだが・・・。
鹿児島ラ・サールと東大寺学園という東大や京大にたくさんの生徒が進学する超エリート校の対決。 その問題が、超難問。 聞いたこともないし、問題の意味もわからないようなものが続くのである。 しかし彼らはほとんど間違えずに正解を重ねていく・・・。
これは推測なのだが、あれらの問題はあくまで
「クイズのための難問」 というか、「
超難解クイズ過去問題集」 みたいなものが存在して、彼らは持ち前の理解力と暗記力でその過去問題を満遍なく 「マスターしている」 というように見えた。 最後の方は一部クイズマニアを除いて、視聴者は完全においてけぼりを食らったような気がする。
高校生の目の前でビキニのお姉さんが伸びをしたりして気を散らすとか
「よくそんなくだらねえことまで知ってんな」というような問題もちりばるとか。
「ハイハイ夏休みは終わったんだから今度は学校の勉強しろ」 と突っこまれるような子供たちが優勝する大会にしてくれないと 「クイズって楽しいね」 という感じは、私はしない。