フジテレビ深夜にやっている 「墓場鬼太郎」 が面白い。 電気グルーヴによる主題歌もオープニングアニメもいい。
墓場鬼太郎は高校の時友達に借りて読んだ。 そのおかげで 「目玉オヤジは鬼太郎の片目ではなく父親の目である」 という事を知ったんだった。 てか 「父さん」 て呼んでるんだからそう考える方が自然なのに鬼太郎の片目がいつも髪に隠れているからといってそんな勝手な推測をしてしまうのが私の悪い癖である。
で、今回のこのアニメの何がいいって、鬼太郎、目玉オヤジ、ねずみ男の声を 「元祖」 の人たちが演じていることだ。 40年経ってもまったくあの頃と同じように演じられるというのはすごい。 しかしどうもこの3人とその他の声優の声が調和していない気がする。 「力が違う」 といって語弊があるなら 「同じ場所にいない」 というか。
これは日テレの 「ヤッターマン」 でも感じた。 この 「ドロンボー一味」 も、もちろんすごく個性豊かな声を持つベテランだから 「味」 はひときわ濃い人たちだが、なんか最近の声優の声は当たり障りが無いというか。 この違和感は 「馴染み深さ」 とか 「懐かしさ」 の違いだけではないと思う。
来週23日以降ははBS-2で石(ノ)森章太郎特集。 仮面ライダー、キカイダー、イナズマン、ロボット刑事などが放送される。 これもきっと懐かしさだけではない面白さ。