昨夜やっとゲッツ板谷さん原作の映画 「ワルボロ」 を観た。 同年代にはたまらない部分がいっぱい。 いいね、「六中」 の連中。 中学生なのに外車乗り回してるし。 ロケ地は主に高崎市らしいのだが、よくあんな街並みが残ってるなあビバ昭和。
ああいう風に、親が何も言わない
たまり場になる家が必ずあった。 決してキレイではないその家もみんなにとってはたばこも吸えるし大声も出せる快適な場所。 朝から晩まで一緒にいるのに明日もまた朝から晩まで一緒。 すごく仲がいい。
ヒップホップかギャングか(とかいう分類が正しいのかどうかもわからないけど)みたいな格好をした男の子達も映画を観に来ていたけど、彼らの目に昭和五十年代の不良はどう映ったか。
今のいわゆるワルの子達は学校に来るんだろうか。 「悪さ」 にもいろいろあるんだろうが、隣の中学にNHKが取材に来たほど校内暴力で荒れた時代だったが、うちの中学は平和なものだったし、私たちの時代の不良のほとんどは、
とりあえず学校には毎日来て、席には座っていた。
私にとっては不良だろうがそうでなかろうが 「小学校からの友達」 に変わりはないのだが、そいつらは学校へも来ていて部活も普通にやっているように見えたのに、学校以外でもなんだかすごく忙しそうだった。
「○○中のヤツがよお」 なんていう話も時々漏れ聞こえてきてはいたが、そういう武勇伝めいたものを他の生徒に対して積極的にひけらかすことはない。 なんだか私たちの知らないところであいつらは忙しそうだった。
あ、そういえばウチの中学に他の学校の悪そうなヤツが突然来たところに遭遇したことがある。 学校の裏門からちょっと入った、技術科室への渡り廊下のそば。 「おい、○田×××って女(←かわいい)、
あれウチの中学から転校したんだからな」 って言ってたなあ。
だから何ですと?と思っていたら、なぜか匂いを嗅ぎつけてその場所へ来たウチの中学のワルと睨み合ってた。 あの睨み合い、どうやって終わったんだっけ?オレそこで何してたんだっけ?あいつら何しに来たんだっけ?全然覚えていない。
<追記> 帰宅してから仲間由紀恵が夏目雅子を演じたドラマもついつい観ちゃった。 まー夏目雅子が恐ろしくキレイだったので演じる方としては荷が重いだろうが、声がダメだ。 だから 「鬼龍院華子の生涯」 の名場面を再現したのは裏目に出たのでは。
とにかく仲間由紀恵がいつあの番町皿屋敷のような声で
「au by KDDI」 って言い出すかと思った。 本業に差し支えるほどKDDIのCMに出過ぎたと思う。