観てますよ 「拝啓、父上様」。 「ちょっとマイウェイ」「茜さんのお弁当」(どちらも大昔ですね)以来八千草薫の演技は好きなので。
ところでこのドラマの主題歌は森山良子が歌っている。 昨夜も観ていたものだから今日はそれが耳から離れない。 どこかで聴いたことのあるようなメロディだからだろうか。 そういえば出だしはクラシックの何かにも 「第三の男」 にも似ているし中盤は 「私のお気に入り(←「そうだ、京都行こう。」 のあの曲)」 に似ている。
しかしまあ親子揃って特徴的な歌声だ。 おしっこ我慢してんのか。 なんていう私みたいな見方をする人と、逆にあの親子が大好きな人、見方は様々でも、清水ミチコのネタには両方の人が喜んでいるのではないだろうか。 事実、ひと頃は直太朗もざわわざわわも気持ち悪いと連呼していた私もあのネタを観た後はなんだか落ち着いている。
博多華丸のブレイクぶりを見ても、ものまねは 「面白い」 と思われるために非常に有効な芸であると言えるが、される側のゴキゲンを損ねる可能性を考えると諸刃の剣であるとも言える。 コージー富田がただの一度もタモリと絡んだことがない(これはタモリの所属事務所が共演させないという話も聞くが真相は定かではない。 タモリが怒るとも思えないし)とかを考えると新ネタをおろすのはなかなか勇気の要ることだと思う。
ものまねをされる側はそれを笑って済ますことができれば 「さすがスター、寛大」 というイメージもつけられるかも知れないが、され方によっては本人のパフォーマンスがどうしてもものまねを思い起こさせてしまい本業に差し支える場合だってある。 今や野口五郎が歌っている姿を見てコロッケを思い出さない方が難しいだろう。 「そのうち鼻くそほじるんじゃないか」 と思うのは自然なことだ。
五郎も実はまだ怒っていると思う。 「本人のお墨付き」 をもらえるか否かのさじ加減は相手のあることなので難しいだろうが、「しがらみ」 なんかで面白いものまねが封印されることがありませんように。
人気blogランキング