杉田かおるが「奇跡の逆転セレブ」に成り上がることに成功して以来、ますます「負け犬がどうのこうの」という番組がうるさい。
「負け犬」の語源となっている著作「負け犬の遠吠え」とやらは手に取る気もしないが、人目につきやすいタイトルを狙っての戦略として、あえて卑下した言い方で「負け犬」とつけたのだと思う。
ただ納得できないのがその条件だという「30代・未婚・子供なし」だ。3つ条件を挙げるからには「その条件を全て満たす確率はある程度低い」のが前提であると思う。
だが、「30代・未婚」「30代・子供なし」「未婚・子供なし」、どれをとってもそこらへんにうじゃうじゃいる。特に「未婚」と「子供なし」って両立しない方が難しいだろう。条件として並列させるのがおかしい。
いずれにせよ「大したことないこと」でいちいち負け犬負け犬って言葉がしょっちゅう出てくるのがもううるさい。
今日のある番組で「街の負け犬さん」に「結婚相手に望む年収は?」と聞いたところ、「1500万はないとキツイですね」と胸を張った不細工な女がいた。旦那が1500万稼げば整形できるかも知れないが、整形しなければ稼ぎのいい旦那をもらうのは難しいだろうおまえは。身を粉にして働け。