まずは観てみた。 東京タワー。 いわゆる 「月9」 をじっくり観たなんて何年ぶりだろう。
バカボンくん役のこどものかわいさに見とれているうちに話はどんどん進んでいき、特に演出・演技で気になるところはなかったが、ひとつだけ言わしてもらう。
リリー・フランキーは1963年生まれなので、高校時代に部屋に貼ってあるポスターが工藤静香なのはおかしい。 愛読のソフトエロ本が“デラべっぴん”なのもおかしい。 高校生の時にそれらを好きなのはリリー氏よりも4つ下の私より、さらにもうちょっと下の世代である。
何か理由があってその辺の世代に設定を変えた、というのなら、小さい頃にメンコで遊んでいたのもちょっと苦しい気がするし、高校時代に母親が買ってくれた中古の原チャリがパッソル(あるいはパッソーラ、とかラッタッタとかの極々初期のもの)であるのもちょっと古すぎでは。 そこはまたむしろリリー氏から私たち位の風俗だと思う。 ま、「なんとなく80年代っていうだけ」 程度のことなのかも知れないが、「自分のこととして観る世代」 にとって間違いが多いのは障害になるかも知れない。 「当事者」 ってうるさいよ。
それにしても、2時間ドラマ、映画もあって更に連ドラである。 だったらラジオドラマでもどうだ。 そうすれば容姿とか売れっ子度とか関係なしに 「福岡出身の俳優さん達」 でできるからである。 それ聴いてみたいなあ。
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