こんなに毎年のように日本人がノーベル賞を獲るんだから、自然科学の分野でやっぱり日本人って頑張ってるんだな、と単純に思う。
ノーベル賞には 「順番待ちをしている」 と表現されるような功績の大きな学者さんがまだまだいるらしい。 去年、縁あってそのひとりだとも言われているすごい先生の研究室に招かれる機会があり、いろいろお話をうかがった。 難しい専門用語なんか使われることなく、にこにこ私たちの質問に答えてくださった。
去年もそれとなく書いたのだがもう一度書いておこうっと。
先生がおっしゃったことを要約すると
「学者は研究費というお金をもらいその中で一生懸命研究を重ねている。 決してもうかる仕事ではない。 研究費を集めるには自分の研究が世に知られるようにするしかない。 自然科学の学者が世に知られる、というのは世界的に有名な科学雑誌(たとえば「サイエンス」)に論文が掲載されること。 そして論文が如何に“引用”されるかなのです」
ということだったと思う。
だから、超売れっ子ですごくテレビに出ている学者さんがいるらしいのだけど、その人の論文を見たことがないので、先生たちの間では 「この人は誰だろうね、という認識です」 ということだった。
先生は実名を出さなかったのでその学者が誰かって言うのは謎のままだ。 誰なんだろう。
さて、話題をガラっと変えよう。 私は茂木健一郎が大っキライで、あいつが何億もの収入を確定申告するヒマもないぐらいテレビに出てるのが耐えられない。 なんとかしてくれ。